美雪ありす(みゆき ありす)AV女優
もう引退して10年近く経ちますが、当時のことを振り返りつつ書いていきます。
北海道のテレビ局で情報番組のレギュラーをこなして、地元の名産菓子のCMにも出ていた女の子が「ありのままの自分を出したい」という理由でAVデビューを決めた話です。
美雪ありすちゃんのことです。
デビュー時から「キレイすぎるAV女優」「美人すぎるAV女優」とか呼ばれていた記憶があって、今になって改めて調べてみたらやっぱりいろいろ面白いエピソードが出てきたのでまとめてみます。
美雪ありすプロフィール
167cmのスレンダー体型にEカップというバランスの良さで、見た目は潤んだ瞳が印象的な清楚系でした。「綺麗すぎるAV女優」「美人すぎるAV女優」などと呼ばれていたのはそのあたりも関係しているかもしれません(確かにそのキャッチフレーズが似合う顔立ちではあったと思います)。
プライベートはわりとインドア寄りで、料理・映画・ゲーム・愛犬との散歩が好きとのこと。料理についてはカレーが得意でスパイスから作る本格派だと話しています。あの見た目と「スパイスカレー自作」のギャップがわりと好きです(全然想像できない)。
| AV女優名 | 美雪ありす |
|---|---|
| ふりがな | みゆきありす |
| 別名義 | 三浦あやな(デビュー前のモデル時代) |
| 生年月日 | 1987年4月25日(39歳) |
| 血液型 | A型 |
| 出身 | 北海道 |
| 身長とスリーサイズ |
身長167cm
バスト86cm (Fカップ) ウエスト56cm ヒップ85cm |
| 趣味 | 犬の散歩 |
| 特技 | 資格を取ること(エステティシャン、ネイル、カラーコーディネーター、マナー検定、アロマセラピー、着付け、スキューバダイビングなど)、料理(特にスパイスから作るカレー) |
| 所属 | アリスJAPAN(2010〜2012年)・ アイデアポケット(2012〜2015年) |
| SNSなど関連リンク | AVデビュー3カ月で大ヒット連発! 北の大地が生んだ美少女・美雪ありすインタビュー 「将来は情熱大陸に出たい!」期待の大型新人AV女優・美雪ありす、デビュー! 森田剛と同棲中 セクシー女優・美雪ありすに寿引退説を直撃 |
| 活動期間 | 2010年12月~2015年12月(発表は2015年7月31日) |
北海道の顔だった女の子が「ありのまま」を求めて東京へ
美雪ありすちゃんは1987年4月25日生まれ、北海道札幌市の出身です。
AVデビューの前には北海道で約5年間タレント・モデルとして活動していました。地元テレビ局の情報番組に3年半レギュラーとして出演していたというのがまずすごくて(地方局のレギュラーって一般的に思われているより意外と枠が狭い)北海道の有名な名産菓子のCMにも出ています。YouTubeにその動画が残っていたりもします。
企業のポスターモデルも複数こなしていたようなので地元では割と顔が知られていた存在だったんじゃないかという気がします。
もともとはスカウトがきっかけで芸能の世界に入ったそうで、本人いわく「昔は目立つことが嫌いで写真もダメだった」タイプだったとのこと。両親がスカウトをとても喜んでくれたので、誰かが喜んでくれるならやってみようという気持ちで飛び込んだと話していました(引っ込み思案な子がスカウトされてそのまま5年続けるのも普通にすごいと思う)。
5年間タレントとして活動して、そこからAVへ転向した動機がちょっと面白くて。「ずっとAV業界に苦手意識を持っていたのに嫌い嫌いと思い続けていたら逆に興味が出てきた。嫌いの裏返しが好きだと気づいた」というものでした。
もう一つは「5年間ずっと自分を偽りながら演じ続けることが窮屈になっていた」という感覚で「ありのまま」の自分を出せる場所を探した結果としてAVという選択に行き着いたそうです。
「とりあえずやってみる」が座右の銘だったというので(このフレーズだいぶ清々しい)そういう人なんだというのがよくわかります。
アリスJAPANが「社運をかけて」名前を授けた理由
美雪ありすちゃんのデビューは2010年12月でした。レーベルはアリスJAPANです。
このデビューが当時かなり話題になったのは、アリスJAPANが「社名にある『アリス』を芸名として使った初めての専属女優」だったからです。
担当者が「社運をかけて設立以来はじめて会社名の"アリス"を芸名に使った」という趣旨のことを話していたらしく、それだけ期待を背負ったデビューだったことが伝わってきます(若干大げさに聞こえますがそれだけ本気だったというこだと思います)。
デビュー作のタイトルは『White Love』。北海道の名産菓子と響きが似ているのは完全に偶然だと思います(本当に偶然なのか…という気は正直しますが)
白い雪のイメージと「アリス」という童話的な世界観がうまくかみ合っていた気がします。
写真集・作品と5年間のキャリアをざっくりと
美雪ありすちゃんはアリスJAPAN専属として約2年間活動した後、2012年11月にアイデアポケットへ移籍しました。
写真集は2冊出ています。
『White Love』(2011年1月/双葉社/撮影:横山こうじ) タレント時代からずっと夢だったという写真集の1冊目。寒い時期の屋外撮影で「もう寒さは仕方ない」と諦めた瞬間にくた〜っとした表情が一番いいカットになったという撮影エピソードが残っています(カメラマン側には申し訳ないけどそういう偶然って強い)。
『ぼくの彼女』(2012年12月/彩文館出版/撮影:細井智燿) アイデアポケット移籍後にリリースされた2冊目。
テレビ出演はTBSの深夜番組やMONDO TVの番組などがあって、エンタ!371では「アリスたーず」名義での出演もありました。
5年間のキャリアで作品数もかなりの本数になっています。
「職業は関係ない」と庇ってもらいながら、静かに引退していった
2014年4月に週刊誌が熱愛をスクープしたことで美雪ありすちゃんは一般メディアにも名前が広がることになりました。
報道が出た直後に交際相手の男性が週刊誌の取材に対応し交際自体は否定したものの「職業は関係ない!」と主張する場面があったそうです。さらに「彼女は大変なんです、いろいろ。男はどうとでもできるからいいんだけど、女の人だし、特殊な仕事じゃないですか……」と話しながらありすちゃんを先に帰宅させる対応をしたとのことで(この一連の行動が当時すごく話題になっていた)男気があると称賛されていました。
ありすちゃん側はSNSで「お相手の方にご迷惑をおかけした」と謝罪文を投稿。バッシングが増えてきたことなどを理由に「心配をかける材料になるから」という言葉とともにTwitterを終了すると発表します。翌日に誕生日イベントを控えたタイミングでのことでした。
そして2015年7月31日、自身のブログで引退を宣言します。「5周年という節目で引退させていただくことになりました」という言葉で、同年12月をもってAV女優としてのキャリアに幕を引きました。
引退発表後に週刊女性が直撃取材を行っています。「寿引退ですか?」という問いに「関係ないです。私が勝手に決めていたことなので」とはっきり答え、引退後の仕事については「芸能活動は一切したくない。すでに違う仕事もしている」と語っていました。最後にニコッと笑みを見せてエントランスに消えていったという描写が残っていて(なんかいい終わり方だなと思う)自分のペースで次の章へ踏み出していった感じが伝わってきます。
まとめ
北海道のローカルシーンで顔が知られていた女の子が「ありのままの自分を出したい」という理由でAVデビューし、5年間コンスタントにキャリアを積んで自分のタイミングで引退していった——美雪ありすちゃんはそういう女優さんでした。
「情熱大陸に出る」という夢は叶わなかったかもしれませんが(そもそも目標の設定がちょっとすごい)自分の言葉でちゃんとキャリアを語れる人だったし、あの時代の「タレント系AV女優」というジャンルを代表する一人だったと思います。
引退してもう随分経ちますが、今どこかで普通に幸せな日々を送っているといいなと思っています。