八木奈々(やぎ なな)

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八木奈々(やぎ なな)。

2019年12月のデビューから5年以上、この業界で活動を続けている奈々ちゃんです。

清楚で透明感があって、読書が趣味で年間200冊読んでバラエティにドラマにアイドル活動まで。なんか詰め込みすぎじゃないかという気もしますが、それが全部ちゃんと奈々ちゃんらしく収まっているところが不思議というか(語彙力)。
デビューのきっかけから現在地まで、改めて整理してみました。

目次

    八木奈々プロフィール

    AV女優名 八木奈々
    ふりがな やぎなな
    愛称 奈々ちゃん、八木ちゃん、ハチキさん
    キャッチフレーズ 「10年に1人の純真ピュア美少女」
    生年月日 2000年9月3日(25歳)
    出身 長野県
    血液型 A型
    身長とスリーサイズ 身長156cm
    バスト82cm (Eカップ) ウエスト56cm ヒップ86cm
    趣味 料理、ピアノ
    所属 マインズ(Mines) MOODYZ専属
    SNSなど関連リンク 𝕏 @yaginana0903 @yagi_nana お月ちゃんのうた OFFICIAL YouTube CHANNEL 【インタビュー】年間200冊読む八木奈々が選ぶ人生のきっかけをくれる本 COVER MODEL Vol.47八木奈々「デビューから5年、今後は唯一無二の存在になりたい」
    活動ジャンル AV女優、女優、タレント、モデル、アイドル(Mi LUNA from お月ちゃんのうた・元メンバー)
    好きな言葉 「荷心香(かしんかんばし)」「一言芳恩」

    「自分が嫌い」だった女の子が、大人事務所を検索した夜のこと

    奈々ちゃんがこの世界に入った理由は、ひと言でいうと「自信をつけたかったから」だそうです。

    人の目線が気になりすぎる性格で、子どもの頃から自己評価が低いまま過ごしてきた。コンプレックスを埋めるために漢検を受けたり、ピアノを続けたり、料理や手芸をはじめたり、とにかくいろんなことをやってきた。ピアノにいたっては「やめたら自分から何かが消えそう」という理由で続けていたというのだから、努力の方向性がちょっと切ないですよね(なんか共感する人多そうなやつ)。

    知識を積んでも、趣味を増やしても、自己評価はなかなか上がらない。「目に見える形で誰かに評価されないと安心できない」という感覚がずっとあったと語っています。

    そこにたどり着いた結論が「大人の事務所に連絡してみよう」でした。インターネットで検索して、一番最初に出てきたのがマインズで、最初から「AVをやる」という強い意志があったわけでもなく、まず「お話だけ聞かせてください」とメールを送ったのが始まりだったそうです。

    「絶対向いてない」と思われるタイプが一番向いてたりするやつ 、担当プロデューサーが最初「ダマされてきたんじゃないか」と感じたくらいのピュアさで乗り込んできたわけですから、この業界もいろんな入り方があるものです。

    当時はSNSも自撮りも未経験、AV関連の知識もほぼゼロ。それでも「変わりたい」という一点だけはしっかり持っていた、というのが奈々ちゃんのスタート地点だったみたいです。

    撮影の3日前から眠れなくて、本番前に泣ききった話

    デビュー作の撮影がどれだけ大変だったかというと、3日前から眠れず、ご飯も喉を通らず、当日の現場では誰とも話せず、最初のシーンに入る前に泣ききるくらい泣いた——という状態だったそうです(本番前に泣ききるってそれもう全部出し切ってる)。

    「人生が変わる」という覚悟がある分、簡単に踏み出せない。でも踏み出したら、初シーンを終えた後にちょっと気持ちが軽くなって「自分で選んだ道が明確になった気がした」と振り返っています。緊張と覚悟がそのままぶつかり合ったような撮影だったんでしょうね。

    デビュー作が発売されてSNSのフォロワーが一気に増えたとき、素直にうれしかったと語っています。一方で、デビューイベントでは「実際の私を見たら幻滅するんじゃないか」と心配していたというのが、いかにも奈々ちゃんらしい。

    1周年記念作品は、デビュー作と同じ監督・同じ日付で撮影された台本なしの一泊二日温泉旅行をテーマにした内容でした。花火を見たり夕日を眺めたり、男性とふたりきりでドライブすること自体が初体験だったといい、「青春っぽいことができた」と話しています。

    この1年間で「私なんて…」という自己評価から「これが私です」と肯定できるようになった、という言葉がなんか重みがあります。毎晩手書きでノートをつけ続けて(デビュー当時すでに13冊目に突入していたそうです)、監督や男優さんから言われた言葉、他の女優さんを見て「素敵だな」と感じたことを書き留めてきた真面目さが、じわじわと自分の中に積み上がっていったのかもしれません。

    年間200冊・蔵書3000冊、奈々ちゃんには「もう一つの顔」がある

    奈々ちゃんを語るとき、読書の話は避けて通れない気がします。

    年間200冊以上、自宅の蔵書は約3000冊、東京スポーツでは書評連載「#TheBookNook」も持っています。セクシー女優が書評連載を持っているというのはそれだけで少し珍しい話ですが、奈々ちゃんにとって読書は「趣味」というより日常の一部に近いみたいです(文学美少女というあだ名がついているのも、なるほど感がある)。

    読書が好きになったきっかけは、小学校の図書室で出会ったミヒャエル・エンデの『モモ』だそうです。「人間には時間を感じとるために心というものがある」という一節が当時の自分に刺さって、「本を読む時間こそ自分のために使える時間だ」と思えるようになったと話しています。大人になってから読み返したらさらに好きになった、というのも分かる気がします。

    お父さんが持っていた宮沢賢治の『風の又三郎』も幼い頃から繰り返し読んだ一冊で、最初のページの語感が耳に残る面白さが子ども心に引っかかったと振り返っています。本の内容だけでなく「言葉の手触り」みたいなところまで楽しめるタイプなんでしょうね。

    仕事のモチベーションを保つ方法として「どんなに忙しくても本を1ページ読む」と答えているくらいで、読書は奈々ちゃんにとって気分転換というより、自分を保つための手段に近いのかもしれません。

    AVだけに収まりきらない——Netflixから地上波ドラマまでのキャリア

    デビューから数年、奈々ちゃんはAVの枠をはみ出した活動をじわじわと広げていきます。

    2021年にはウェブドラマ『私の"好き"って変ですか? Case.02』で本格的な演技デビューを果たし、主演を務めました。同年、Netflixの『全裸監督2』に風間ナギ役で出演し、一般ドラマの世界にも足を踏み入れています

    テレビ東京の深夜バラエティ「月ともぐら」には複数回出演。2023年10月の番組内イベントで披露したアイドルグループ「単車ガールズ」がそのまま発展する形で、未歩ななちゃん・古川ほのかちゃんとの3人でアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」を結成。2023年12月にデビュー曲「LUNA LOOP」を配信リリースし、翌2024年1月にはCDも発売しました。ただし奈々ちゃんは2024年10月に歌唱メンバーを脱退しています(ユニット自体は新メンバーを迎えて継続中)。

    2026年1月にはテレビ大阪系の連続ドラマ『令和に官能小説作ってます』にお姉さん役で出演し、地上波ドラマ初出演も果たしました。

    本人が「役をもらえるとのびのびできる」「演技をしていると純粋に楽しいと思える」と話しているように、演じることへの親和性が自分でも意外だったらしく、それが自然に活動の幅を広げていったのかもしれません(「バラエティでも求められるキャラがあるから演技に近い」という発言、なんか腑に落ちる)。

    デビュー5年目、「黒でいたい」という言葉に込められた覚悟

    デビューから5年が経った頃のインタビューで、「自分のイメージカラーは?」と聞かれた奈々ちゃんの答えが「黒」でした。

    業界にはたくさん女の子がいて、似た雰囲気の子同士で比べられることも多い。そんな中で「八木奈々っぽい存在っていないよね」と言われるようになりたいという話をしていました。誰と一緒に仕事をしても何色にも染まらず、自分の色を保ちたいという意味で黒を選んだそうです。

    5年間この業界で活動できていること自体を「ありがたい」と言いつつ、「いたいからといってずっといられる世界じゃない」という冷静な認識もある。それでいて「本職を離れたくない、まず本職を極めたい」という言葉も出てくる(この人、ちゃんと地に足がついていますね)。

    ファンからの言葉については、「かわいい」と言われると嘘でしょと思ってしまうし、「明るくなったね」と言われるとプレッシャーになることもある、と正直に話しています。それよりも「作品買ってるよ」という言葉や、イベントに足を運んでくれることの方がうれしいと。ファンとの距離感に変に媚びていないところも、奈々ちゃんらしいなと思います。

    まとめ:コンプレックスだった女の子が、誰かの「奈々ちゃん」になるまで

    「自分が嫌い」という出発点から始まって、3日間眠れないまま撮影に臨んで、毎晩ノートをつけて、本を年200冊読んで、Netflixに出て、アイドル活動して、地上波ドラマに出て——。

    並べると随分いろいろやってきた感じがしますが、奈々ちゃん自身はずっとどこかで「自分ってどうなんだろう」という疑問を持ちながら活動してきた人だと思います。それが完全に消えたわけでもなく、うまく付き合い方を見つけていった感じというか。

    1周年のときに語った「これが私です」という言葉は、きっと今の奈々ちゃんにもそのまま続いているんじゃないかな、という気がします(そういうキャリアの積み方をしてきた人だと思うので)。

    スペックだけ見ると数字の羅列ですが、その裏にある話を知ってから改めて見ると、少し印象が変わるかもしれません。気になった方はぜひ作品も覗いてみてください。

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